【映画×ファッション】『バッファロー66』『スカーフェイス』ヒロインたちの媚びない憧れスタイル
こんにちは!Moekaです。
今日は映画の中の大好きなファッションスタイルを書こうかと。
先日この映画を観ました。フランス映画『白い婚礼』(1989)。ジョニー・デップの元パートナーでリリー・ローズ・デップのママ、ヴァネッサ・パラディの映画デビュー作です。内容は中年の学校の先生が、ヴァネッサ演じる影のある女子生徒に惑わされちゃうっていう内容なんですけど...笑 実生活でもヴァネッサ・パラディは楽曲を提供してもらっていたセルジュ・ゲンスブール(女優、シャルロット・ゲンスブールの父親でジェーン・バーキンの元パートナー)と少しだけ一緒に住んでいたことがあるようですね!(変なことはないでしょうけど...)この映画のヴァネッサは本当に魅力的で、ファッションもキュートでした。
この作品での彼女の定番は、大きめのニットやカーディガンにストレートのデニムスタイル。華奢な女の子がぶかぶかのトップスに包まれていると最高にかわいい!アクセサリーなどをつけず髪の毛もくしを通すだけ、足元もフラットシューズというところがパリジェンヌらしいですよね。
ロリータフェイスのヴァネッサはバングありのヘアスタイルもお似合い!このシーンではちょっとアップにしていて、白いうなじが見えるんです。こんな女の子がいたらコロッといっちゃうのも仕方ない気が。
『ルビー・スパークス』でも見られたかわいいお部屋での格好、大きめのシャツを一枚で着るというのは女の子みんなが好きなのではないでしょうか?この時のヴァネッサのおみ足はなんとも...ジョニデは本当に華奢な女性がタイプですよね!元カノというとウィノナ・ライダーもその一人ですが、私が映画の中のウィノナで好きなスタイルは『ナイト・オン・ザ・プラネット』(1992)の時かな。
映画でウィノナが演じているのはタクシードライバーの役。こんな感じにずっと煙草(銘柄はラッキーストライク)を吸いながら、お兄ちゃんのおさがりのTシャツやらキャップやらをかぶって、ボーイッシュなファッションを披露しているんです。ウィノナは私服もおしゃれですよね。
黒いライダースにハイウエストボトム、Tシャツ。ドリュー・バリモアやウィノナ、ケイト・モスが代表的なアイコンの90年代グランジファッション。秋はこんな格好がしたくなります〜。
あと映画で好きなファッションというと、“マフィアの女”のファッション。笑
『スカーフェイス』(1983)でミシェル・ファイファーが演じた情婦エルヴィラ。彼女はエレベーターで上から降りてくる登場の仕方をするんです。大胆に背中があいたグリーンのドレスを着て、後ろをむいて!あの“背中で魅せる”登場シーンはすごくお気に入り。あとマフィアの女といえばこの人。
『パルプ・フィクション』(1994)でユマ・サーマンが演じたミア。彼女は白いシャツにスラックス、大きなトレンチコートとかなりメンズライクな格好ですよね。飾らずに媚びないところがかっこよくて、独特の色気を醸し出してます。
こうしてみるとエルヴィラとミアはシンプルな格好、そして髪型はそっくり!タランティーノはエルヴィラからインスピレーションを受けたのかしら... このエルヴィラはだいたいスリップドレスを着ているのですが、『トレインスポッティング』(1996)でダイアンちゃんも似たようなファッションに身を包んでいます。
ピンクのスパンコールのキャミソールワンピース。この形のワンピースは一枚できまりますし、アクセサリーをつけてはもちろんつけなくても洗練されたスタイルを演出してくれるのではないかと思います。あとは『バッファロー '66』(1996)でクリスティーナ・リッチ演じるレイラもこんなファッションをしていたような。
淡いブルーのキャミソールワンピにストッキング、カーディガン。キング・クリムゾンのムーン・チャイルドに合わせてタップダンスを踊るところは大好きな映画のワンシーンの一つです。さすがに日本の外でこんな格好はできないけれども、笑 ボトムにデニムを合わせたりしたらかわいいんじゃないかしら。笑
80〜90年代はこんなキャミソールワンピ(スリップドレス?笑)が流行っていたのかも?ケイト・モスやナオミ・キャンベルといった当時のスーパーモデルたちも、よくキャミソールワンピを着てナイトアウトしていた模様。
どの時代でも“媚びない”飾りすぎないスタイルは素敵!自分らしく混じり気がない、等身大のファッションに身を包んで過ごしたいものです。
(以前『ワンダーウーマン』の記事でお尋ねした“なんでワンダーウーマンはDCの救世主なん?”という質問に、読んでくださった方が教えてくださいました。本当にありがとうございます😂✨)